私はホテルマンの仕事を始めて7年目となります。
この記事では、ホテルマンの仕事を続けてみて感じた、夜勤のメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
ホテルは24時間営業なので、毎日スタッフが駐在しています。
夜勤の仕事と聞くと、多くの人がこんなイメージを持っていると思います。
あまり良いイメージはないなぁ・・・
果たして、本当にそのイメージ通りなのでしょうか?
私は夜勤専属で丸一年、働いた経験があります。
今回はその実体験から、メリット・デメリットをお伝えします。
これからホテルマンの仕事を始めてみたいと思っている方、
そのほかにも夜勤の仕事に興味がある方の参考になれば幸いです。
夜勤勤務のメリット
まずは、夜勤勤務のメリットです。
普通、メリットがなければ夜勤をしてみたいと思う人はいないですよね。
私も初めはメリットの方が大きいと思ったから始めてみました!
実際に働いていて感じたメリットを書き出してみます。
収入が増える
夜勤勤務の最大のメリットといえば時給が高く設定されている事です。
私の働く職場では、日勤で働くよりも400円ほど上乗せされています。
これはアルバイトの場合です。
時給が400円も上がると、単純計算で月収が3万円以上高くなったので、
旅行に行ける回数が増えたり、美容院でメニューを追加出来たりしたので本当に嬉しいです。
正社員の場合は、夜勤手当というものが別途追加されているようです。
夜勤の回数が多い月と少ない月で給料が全然違うといつも話しています。
驚いたことに、夜勤専属のアルバイトよりも日勤専属の正社員の方が給料が少なくなることもあるそうです。なんだか納得できないですよね・・・
もちろん、都内と地方、ホテルチェーンによって多少差があると思いますので目安程度にしてみて下さいね。
自分のペースで仕事ができる
私は働き始めたころは日勤の仕事をメインにしていました。
日勤の主な仕事は、お客様のチェックイン業務です。
チェックインといえばお客様と従業員が初めて対面する場面であり、
宿泊プランの確認や金銭のやり取りを行う最も重要な業務です。
ここでスムーズに対応をできないと、チェックイン待ちの行列ができてしまうため、
常に頭をフル回転させながら、ほとんど休む暇なく仕事をこなす必要があります。
私の職場ではそれに加えて、電話対応や新規の予約チェックも同時に行っているので、本当に時間との勝負でした!
そんな時、夜勤のシフトに少しずつ入ってみて気づいたのが
ということでした。
当然といえば当然の事なのですが、夜勤の時間帯はお客様対応がほとんどなかったのです。
そのため、自分のペースで仕事を進めることができます。
夜勤の仕事内容は、主にこのようなものがあります。
各フロアの見回り
簡単なフロントの清掃
清掃パートさんのシフト作り
朝食バイキングのセット
フロントにお客様が来ない時間帯は事務所にいることになるので、
ほとんどの時間をバタバタせずリラックスして過ごすことが出来るのはメリットだと感じています。
夜勤勤務のデメリット
ここまで読んでみるといい事ばかりだと思われるかもしれませんが、
メリットがあればデメリットももちろんあります。
生活時間が逆転する
夜勤をすることで一番キツイなと思ったのはこれです。
夜中から朝まで起きて、昼から夕方過ぎまで寝る生活になります。
オフィスワークなどとはと違って早起きをしなくていいというのは魅力ではありますが、
その分夜の時間はすべて仕事に充てなければいけません。
朝家に帰ると、疲れてしまって何もできずに次の夜勤まで眠ってしまうこともよくあります・・・
自分で生活リズムを調整できないと、
友達とショッピングしたりご飯を食べに行くことが難しくなってしまいます。
体調を崩してしまうことがある
また、女性の場合は特に気をつけたいのがホルモンバランスの変化です。
生活リズムがずれてしまうと、生理が止まってしまうこともあります。(実際に経験しました)
何よりも大事なのは自分の体です。
夜勤の仕事が合わない人は本当に合わないです。無理をせず、出来る範囲で仕事をすること。
もし体調を崩すことがあればすぐに病院へ行く、限界が来る前に辞める勇気が大切だと伝えたいです。
まとめ
ホテルマンの夜勤のメリット、デメリットをお話ししました。
メリットとしては日勤よりも給料がいい、自分のペースでゆっくり仕事ができるので
金銭面重視、接客よりオフィスワークが好きという方におすすめです。
デメリットは生活リズムが逆転してしまうことです。
何事も健康な体が資本ですので、体調を崩しやすい方や昼間から夜にかけて出掛ける事が多い方は夜勤は向いていないと思います。
ホテルの仕事に興味のある方や、夜勤のお仕事を始めようと考えている方に少しでも参考になれば幸いです。
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